当院の治療例(Before&after)集
審美歯科
笑顔が増えるといいですね! 前歯4本のオールセラミック治療
歯の一部が欠けていたり、歯の「つめもの」の変色があったり、黒ずんだ場所があったりすると、「安心して笑うことができないよ」「ちょっと気にして歯をみせないようにしているんです」という方は、いらっしゃいませんか?
この方の場合は、真ん中2本の歯が欠けて、薄くなっており、
また、詰め物の変色もあり、
前歯の審美的なバランスを失っている状況でした。
このような場合の基本原則は、
「歯を極力削らずに、いかに審美的な回復をするか」
「唇、顔との調和した形」
「色(白さ)のバランス」
を考慮して治療をしていきます。
例えば、
真ん中の2本(中切歯)は、神経の治療の痕があり、「歯の内部をグラスファイバーで補強する」といった配慮が必要ですし、
全体をカバーするオールセラミッククラウン法を選択します。
両サイド2本(側切歯)は、神経が生きている歯なので、
極力削らず(最小限の切削量で行う)に治療するという配慮から、
ポーセレンラミネートベニア法(P.L.V)を選択しました。
治療後の写真はこちらです。
いかがでしょうか。
前の状態と比較すると、今まで歯にコンプレックスをお持ちであったのに、
今となっては「歯を堂々と見せて笑える」状態に変化したと思いませんか?
この技工操作は全て私自身が行っていますので、
歯の傾きや形に配慮し、
歯の色に関してはバランスのとれた立体的な魅せ方となるように(ここは企業秘密です!)、作っています。
通常ですと、歯科医師が作ることはほとんどの場合ありません。
通常は、歯科技工士が作成し、歯の色味が合わない場合は、
色の調整で何度か来院の時間を費やすことが少なくありません。
診断を行った歯科医師が作るメリットは、
その場で色の補正を行える(セラミックに色づけをして釜で焼きます)ということと、来院回数を減らすことが可能になることが挙げられます。
また、一般的な歯科医院においては、
「オールセラミック治療」というのは価格的に見て、これまで用いられてきたメタルボンドクラウン(金属焼き付け冠)の上をいく、
「最高の治療費がかかるもの」として設定されていることがありますが、
当院では、オールセラミック治療を通常のメタルボンドクラウンの価格で行えるように設定しています。
オールセラミック治療がスタンダードであり、
メタルボンドクラウンは、ほとんど行っていません。
話を戻しますが、
この方は次回、効果的なスマイルの練習(スマイルトレーニング)も併用して、
素敵な笑顔になっていけるものだと確信しております!!
N様、長時間の治療が続きましたが大変お疲れさまでした!
笑顔が増えれば、「免疫力もアップする」とも言われてます。
これからはどんどん笑顔を増やして、ご家族と幸せな時間をお過ごし下さいネ。