セラミック治療のよくある例 その3 銀歯を外したときの意外なむし歯|浦安市の歯医者|新浦安駅のローズタウン歯科クリニック

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セラミック治療のよくある例 その3 銀歯を外したときの意外なむし歯

セラミック歯

 

かみあわせの再構築のために銀歯を外すことになった方です。

 

元々のかみ合わせや歯ならびに問題があり、

矯正治療をされて歯の位置関係を補正されました。

 

昔のかみ合わせのままの歯の形では、

今現在の歯の位置でのかみ合わせに適していないのです。

 

今回はその一例をご紹介します。

セラミック歯

 

矢印のところがすり減っています。

セラミック歯

 

金属を外してみます。

セラミック歯

 

こんな感じです。

 

矢印の部分がなんとなく黒くなっていてむし歯が怪しいですね。

セラミック歯

 

中のつめものも全て外して、無垢な状態まで持っていきますと、

 

セラミック歯

 

矢印の部分がむし歯になっていました。

 

セラミック歯

 

レントゲンで分からないんですか?

 

はい。これは分かりませんでした。

銀歯はこういうことがあるから嫌なんですね。

 

中のつめものを外すことはあれど、

同じ素材を使うことはしていません。

 

同じ繰り返しを生む可能性がある古い方法で治療して、

なんの意味がありますか?

 

さらに

銀歯を外して銀歯でやりかえをすることには

空虚さを感じるというのが実情です。

 

だからお勧めしていません。

 

セラミック歯

 

樹脂にて構造を回復し、

仮歯を作りました。

 

矯正装置が全部外れたら仮歯の微調整を行い

セラミックでかぶせる予定です。

 

 

セラミックは接着でくっつけますのでこういうことが起こらないというのが

最大のメリットです。

 

定期的にレントゲンを撮影しても金属によってカモフラージュされたり、

菌の漏洩により問題が起こる可能性があります。

 

漏洩が起これば中が空洞になり、

ミクロの亀裂(クラック)が入ります。

咬んでいる歯であればクラックは必ず入り、

クラックに沿って菌が入り齲蝕を発生させます。

 

肉眼〜5倍ぐらいの拡大視野ではわからない世界ですので、

検出できなければ問題ない!ということが普通に起こるのです。

 

しかし、

マイクロスコープを使って拡大視野で見ても

銀歯の下のクラックの見極めは

非常に難しいのが現実です。

 

 

奥歯だから、見えないから、銀歯でいいというのは

歯を守るという観点からするとちょっと違うというのが

おわかりになりましたか?

 

歯科医院はコンビニよりも多くて大変ですね!といわれますが、

コンビニはチェーン展開でどこも同じ品揃え、

歯科医院は個人事業のために品揃え(知識・技術・経験・設備・アフター)が全く異なり、

セレクトショップみたいなものなのですネ!

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