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まえ歯のブリッジが大変なことになっていた例  抜歯回避例

 

まえ歯のブリッジの柱になっている歯に問題が起きた方です。

 

この部分がなんかきれいじゃないですね。

 

拡大してみると、

 

なんとなくいびつな感じになっています。

 

さらにこちら、

 

拡大してみると、

 

 

つぶつぶの歯みがき剤が停留しているようです。

 

つまり、歯肉にとってはあまりいい環境ではない。

 

そして、ブラッシングのみで改善できる可能性が低い!


でも、この方の問題は上にあげた2つの点の他にもあることが

ブリッジを外して判明しました。

 

それがこちら。

 

むし歯になってしまいほとんど残っていない状況です。

 

拡大してみると、

 

抜歯することも視野に考えないといけないほど、

むし歯が広がり、だいぶ悲惨な状況になっています。

 

 

今回の場合、インプラント治療を前歯に行うと、審美的仕上げが難しくなることもあり、

この歯に部分的矯正治療を行い、審美状況を改善することにしました。

 

仮歯を入れて、この歯を引っ張り出します。

 

裏から見るとこんな感じ。

 

拡大すると、

 

 

数ヶ月かけてだいぶ引っ張り出しました。

 

 

最終の被せ物です。

強度的問題から、実は6本つなげていますが、

陰影で立体的に見えるように仕上げています。

 

治療前後です。

 

 

今回、隣のこの歯を引っ張り出す計画は立てませんでした。

 

この歯は、根の先を切除してあり、根が非常に短く引っ張り出す余地がなかったのです。

 

矢印のあたりの部分が解消されました。

 

もっとも気を使う場所です。

 

 もし、真ん中の2本を抜いてインプラントを入れるとしたら、

 仕上げをきれいにするために、

 骨の造成と、粘膜のボリュームを同時に行わないといけないので、

 80歳のこの方には相当な体の負担となることでしょう。


 

インプラント以外の方法を考えること、

部分矯正治療オプションを行えること、

マイクロスコープ下で繊細な状況判断ができること、

最終仕上げのイメージを治療計画前にイメージできること、

色々な要素が必要になると思います。

 

一人の歯科医師が治療オプションを沢山持ち総合力を高めておく方が

患者さんにとってはハッピーだと思いませんか?


院長 青山達也

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