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入れ歯
歌いやすい部分入れ歯!?
部分入れ歯の範囲が広い方の場合、構造的に安定を求める上で上あごを被わないといけないという難点がありました。従来の義歯ですと発音や歌唱の際は、若干舌足らずな感じになるという難点がありました。それを解消し歌いやすくするための部分入れ歯というのが開発されたようです。
部分義歯といえば歯科の世界では既に語り尽くされたというかほぼ完成されたジャンルでしたし、私も3年ほどボーカルレッスンを受けていた経緯もありますから歌いやすいって何?どういうこと?と興味深々です。コロナが収束してカラオケが解禁されたというのもあり、カラオケをとても楽しみにされているご高齢の方々はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
技工士さんの話を聞いてみるとどうもチタンという金属の新しい加工方法により生み出された産物のようです。レーザーを3Dで照射してチタンを成形していくのだとか。
通常の金属を使用した義歯(保険適用外)に比べて若干、強度は落ちるものの簡単に壊れることはなく使用感、発音感を優先したものだということです。
義歯は紛失してしまうと途端に食べられない、見た目を損なったりしますし、すぐに作れるものでもないですから紛失すると一気に困ってしまうものです。常々、スペアを持っておくことをお勧めしています。
歌えるスペアを作っておくといいかもしれません。
詳細は院内にてお知らせしております(保険適用外)。気になる方はスタッフまでお声がけください。