当院の治療例(Before&after)集
歯がない場合の歯列矯正治療 1歯欠損ケース シュミレーション
現状
歯ならびをきれいにしたい、まえ歯が出ているのを引っ込めたいということで来院された方です。
前から見るとこんな感じ。そんなに悪そうには見えないかもしれません。
横から見ると・・・ ちょっと上のまえ歯が強調されて見えるかもしれません。 違う角度から見てみましょう。
うわあごはどうなっているかな?
したの歯はどうでしょう?それほど問題がないように見えませんか?
実は、この方は生まれつき、大人の歯が1本ありません。ちょうど矢印のところに、本当はもう1本あって欲しいのです。
ひとまず、3Dシュミレーションです。歯ならびのシュミレーションは、2パターン行います。(アラインテクノロジー社のインビザラインというシステムを使います)まずは、現状のまま、1本歯が少ない状態ではならび矯正治療をしてみましょう。
現状で歯並びを矯正してみる
歯ならび治療シュミレーション、正面から見たところです。いかがでしょうか。
横から見たところです。まえ歯の突出した感じは改善されました。
反対側から見たところ。
うわあごを見てみます。
そして、下あご。キレイに並びました。
では、かみ合わせを見てみましょう・・・・・・・!? こ、これは! まえ歯がかみ合わない!!!!
まえ歯がかみ合わない治療計画になってしまいました!!これはマズイ計画です。
では、2パターン目!足りない歯(先天欠如、先天欠損、欠損歯)を足したシュミレーションをしてみます!
欠損した歯をたして歯ならびを矯正してみる
正面から見たところ。先ほどの正面から見たところの違いはわかりますか?
ヒントは・・・・・・正中です!
ヒントというか、答えでしたね!先ほどのがこちら!正中がそろいません。もちろん、正中がそろわないゴールというのも存在します。
それで、今回のシュミレーションから、欠損した歯を足した方が正中がそろうことがわかりました。横から見たのがこちら。
上あごは同じです。
下あごはちょっと違いますよ!
歯がないままに歯ならび治療をしたのがこちらです。一見、キレイなんですね。歯を足したバージョンでのかみ合わせはこちら!しっかりと、まえ歯でのかみ合わせも確保できています。もちろん、これでOKです!
下あごのこちらに歯を足す計画をすることでこれほど違ってきます。
この方の治療計画は・・・・・・インビザライン歯ならび矯正治療を行った後、インプラント治療で歯を補うとなります。
治療計画
1.インビザライン矯正 2. 即時修復インプラント治療
ちなみに、このインプラント治療に関しては、インプラントを入れた日に、仮歯を入れる方法を行う予定です。この方法も、患者さんにとっては治療期間を短縮できる方法なので、喜んでいただけると思います。先天的に歯を失っている方でも、このように歯ならびシミュレーションを行うことで治療のゴールが明確になり、安心して歯ならび治療(歯列矯正)を受けていただくことが可能です。
浦安市で歯列矯正治療(マウスピース矯正)をご検討の方で、歯が先天的に欠如している・通常の歯列矯正治療単独のみの解決では難しく、歯周病治療やインプラント治療、移植治療を組み合わせた総合治療が必要になるような複雑な状態の方は、是非一度、ご相談ください。院長 青山達也
歯列矯正シュミレーションに必要な検査)
顔写真、口腔内写真、エックス線写真(パノラマ、セファロ)、歯列の型どり、噛み合わせ
必要な費用)
自由診療 4.4万円(税込)