当院の治療例(Before&after)集
その他
埋まっているおやしらずを極力優しく抜く
現状
おく歯のさらに奥の方がなんとなくムズムズするので見てほしいという方がいらっしゃいました。確かに、X線写真を撮ってみるとおやしらずが横を向いています。
口の中から見てみるとどうなっているでしょうか?矢印の部分におやしらずがあるようですが、全く生えてきていないので見えません。
もうちょっと拡大して見てみましょう!この矢印の部分にあるはずです。
この処置、肉眼でやるとなると歯肉を相当、切らないといけなくなるかもしれないです。みなさんそうですが、あまり切りたくないですよね。そこで、マイクロスコープを使って鍵穴手術のように抜歯をしますと・・・
鍵穴的抜歯処置!
これだけはっきりと見えますので、肉眼で治療するよりも切る量を圧倒的に減らすことができ、なおかつ、抜歯する歯の状況把握が非常にやりやすくなります。今回の場合は、途中で歯を切開する方針に切り替え、スムーズな抜歯となりました。
傷口も最小限。
体に優しい抜歯が受けられ、患者さんも私も満足です。毎回、だいたい8倍の拡大した視野で抜歯しています。これが5倍だとちょっと厳しくて3倍だとほとんど肉眼と変わりません。そして、この映像はアシスタント画面にも写しているので、アシスタントも状況把握が非常にやりやすく、無駄な動きが減らせることで処置時間を減らせます。つまり、患者さんの快適性につながります。ちなみにですが、もしこの歯がまっすく生えていたならば、抜歯はお勧めせず、将来の歯の移植のためのバックアップ(ドナー)としてとっておくことをお勧めすることもあります。
抜歯一つとっても、これだけ使う道具によって左右されるということです。浦安市でおやしらず抜歯でお困りの方がいらっしゃいましたら、一度ご相談いただけると幸いです。院長 青山達也
抜歯に伴うリスク)
歯牙の迷入、上顎洞底骨穿孔による感染
治療費の目安)
保険治療で約5000円