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院長ブログ

11月のつぶやき

治療計画はどういう知識と道具を動員するかで変わってきます。

まず最初の検査としてX線写真だけでいくのか、CTの画像診断も入るのか、これだけでも得られる情報量が大きく異なることが多々あります。

さらに、歯や歯肉を診る時に肉眼なのか拡大して診るのかでも変化します。

治療に関しては、矯正の知識を使う場合が最も違いが出るように思います。時々インプラント治療の骨の増成テクニックも加えたり、再生医療やレーザー、精密な根管治療を用いることで抜歯を回避できることも多くあります。治療の難易度からすると根管治療>インプラントと考えていますので、どちらの治療もしっかりと出来ることが重要だと思います。

最新の道具や知識をそれなりに装備しておかないと、診査診断から治療まで良い結果を得にくいと考えています。昔の知識やテクニックも重要ですが、知識や設備への投資はふんだんに行うことが重要です。

さて、2010年に事業継承した当時に掲げた理念の一つに「最新の治療を当たり前に提供する」というものがありました。クリニックは最新の治療を提供できるスペックを既に達成し、また継続していると思います。
2019年に医療法人化し法人名を地天泰と名付けました。四書五経の易経の一節より拝借しました。突然通っているクリニックが閉院になるというトラブルをWEB上で見かけたり、近隣の方から耳にすることがあります。クリニックの安泰、責任のある治療を継続していくための医院の後継者問題に関して、昨年、今年と長男、長女は歯科医療に進路を確定しました。当院に関しては磐石の基盤が整備されてきたことをお伝えしておきますので、安心して御来院いただけるのではないでしょうか。

今年もあと2ヶ月となりました。まだまだやれてないことが沢山あります。スタッフ一同、がんばります。