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A Iを活用してヘルスリテラシーを爆上げする方法
一瞬にして最近は、時代の流れ?に乗ってAIなるものを使ってみており、それにより情報処理能力が飛躍的に高まりました。どんな感じに使っているのかをご紹介していきます。
1.まず、パソコンにGoogle chromeを用意します。
2.次に自動翻訳ソフトのDeepL Pro(有料版)をGoogle Cromeに拡張機能で搭載させます。
これでどのサイトも日本語化されるようになり、情報ソースを増やすことが可能になります。
搭載すると、英語のサイトが
このように一瞬にして翻訳されるようになります。
これだけでも情報革命だと思います。
これを応用して
私が参考にしている、医師が運営する科学ベースの非営利団体 NutritionFact.orgから健康情報の集め方の一例をお示しします。まずはサイトにアクセスします。
このサイトは動画がオススメなのですが、動画が新しすぎると(もしくは古すぎると)ボランティアの方の日本語化が間に合わず英語のままのことがあり、
Youtubeの自動翻訳機能で日本語にしてもいいのですが、
せっかちな私は動画を見ずに
トランスクリプトをポチッとして
これをDeepLで自動翻訳して
サクッと読みます(動画は後で見直したりします)。
これだけでも情報の幅は広がりましたよね。
さらに、ここから疑い深い私はソース(情報の元)を見にいきます。
いくつかソースが表示されたら一番新しい(鮮度のいい)文献をポチッとします。
で、それが表示されて
DeepLで自動で日本語化される。
斜め読みして下にスクロールして、この文献を引用した先の表示を見ていくと
鮮度の良い最近の文献が出てきますので、それをポチッとクリックします。
これで、情報の鮮度が確保されました。あとは情報の質的判断になりますので、それはこの後組み込んでいくCHAT GPTに聞いてみることで学習できるはずです(後述します)。
3. さて、情報へのアクセスの仕方の基礎がわかったところでもう一つ機能を拡張して行きます。
CHAT GPTのGPT4(有料版)を、同じようにGoogle Cromeに拡張機能で搭載させます。
これをしておくと、こうやって(赤矢印)CHAT GPTに聞くことができるようになるので、
画面を複数化して検索したりする時間が省けるわけです。
あとは情報の質の判断です。
よく、エビデンスはあるの?という質問されている方がいますが、エビデンスというのはレベルがありまして、それをCHAT GPTに聞くと答えてくれます。
どのクオリティのエビデンスなのかの判断基準になりますね。
しかし、これにも落とし穴がありまして、
ということです。
エビデンスレベルが低くても目の前の患者さんには効果が出ているという例もあります。
エビデンスレベルというのは常に後付けです。
嗅覚の鋭いドクターが見つけ出した手法(この時点ではエビデンスレベルは低い)が、10年後ようやくエビデンスレベルが高い手法になるということはよくあります。
今回、このようなブログを書いた理由がいくつかあります。
1.医療情報においてスマホによる日本語検索ではかなり限界があること(まずやめた方がいいです、生産性が下がるだけです)
2.医療情報においてyoutubeの情報など鮮度が古い情報のままだったり、間違った解釈で解説されたりしていること
3.医療情報において医師が書いた書籍だけではかなり限界があること
4.AIの進化により誰でも一次情報に容易に触れられる環境が整ってきていること
5.ヘルスリテラシーを上げることは日本人の生産性を上げることに繋がると確信を得たこと
環境が整えば、あとは検索キーワードの選定になると思います。来院の際にいつでもご質問いただければ、わかる範囲でお答えしますのでお気軽にご質問くださいませ。
(ちょっとプロ向けの内容になってしまったかも。。。)