定期健診、定期メインテナンスの考え方|浦安市の歯医者|新浦安駅のローズタウン歯科クリニック

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定期健診、定期メインテナンスの考え方

投稿日:2017年6月24日

カテゴリ:院長ブログ

今回のお話は、
「銀歯がとれた」

「歯が痛い」

「なんとなくしみる」

「歯ぐきから血が出る」

「口がにおう」

「口の中から変な匂いがする、変な味がする」

「口内炎がなかなか治らない」

「新しいむし歯が歯医者にいくたびに見つかる」という方にお読みいただけたらと思います。

おそらく、定期健診や定期メインテナンスの提案がかかりつけ医であったとしても、

「なんともないのに歯科医院に行く意味がわからない」

「歯石をとるだけじゃないの?」

「よくなっている気がしない」

「治療が終了したら終わりでしょ」

と考えていることでしょう。

実は私はこう考えています。

治療というのは、マイナスになった状態をゼロに戻す行為。

何も対策をとらなければ、体は消耗し老化し衰えていく。

この画像をご覧下さい。

ちょっと左に傾いている真ん中の大きな矢印があります。

なにもしなければ玉は左に傾き、

老化していく、病気が重くなるというイメージです。

ゼロよりも左側に転がっている状態をゼロに戻していくのが治療です。

もし、あなたが治療によって右端の状態(最高に心地良い状態)を目指すのであれば、それは手段が違います。

ここまではおわかりでしょうか。

おそらく、だれでも右の端の状態に行きたいはずです。

右端の状態とは、具体的にいいますと、
快食、快便、快眠が得られている状態です。

しあわせ〜な感じが漂っていませんか?

さて、ここにいくには、どういう方法があるでしょうか?

まず、大きな幹となる矢印の傾きを緩くするのが簡単そうです。

坂道はユルい方がゴールにいくエネルギーは小さくていいですよね。

食事や運動がこれにあたるのでしょうか。

その他にも方法を考えてみましょう。

転がる玉の摩擦係数を上げる。これも有効でしょうか?

自然に左側に行こうとする玉が左に行きづらくなりそうです。

でも、右にも行きづらくなるかもしれませんので、

この方法は得策ではないかもしれません。

食生活や遺伝子、生活習慣は個人個人で違います。

定期健診や定期メインテナンスも個人個人で全く違います。

例えば、体に問題を起こしにくい食生活をされている方の場合、

年に1度のチェックやメインテナンスフリーということがあります。

めったにいらっしゃいませんが、たまにこういう方がいます。

チェックもいらないんじゃないの?ということも考えますが、

どうしても細胞の増殖エラー(癌など)を見逃すと後悔しますので、

チェックはされた方がいいでしょう。

子供の場合、永久歯列が完成していない時期までは、

生え変りや顔の成長に問題を起こしていないかをチェックしたり、

食生活習慣の乱れがないかの確認のために、

3から4か月での受診をお願いする場合があります。

年齢によって見るポイントが違うということです。

以上の考え方から、

できる限り治療の繰り返しにならないように、

治療が完了してゼロになったらより右側にいけるように考え方を買えていただきたいと考えています。

最初からゼロよりも左に行かないようにすることということが、最も賢明です。

さて、問題が起こらないようにするためのエネルギーを注ぐと

どんなメリットがあると思いますか?

まず、生涯にわたって自分の歯が使えるということです。

インプラント治療、歯周病治療、歯列矯正治療、セラミック治療、義歯治療、これらの治療にかかるコストをカットできます。

実はこのメリットはたいした事ありません。

もっと根底にあるメリットに目を向けて下さい。

健康を保てるということは、時間を作れるということです。

これはあなた自身の持っている時間だけではありません。

もしあなたが、

寝たきりになったり、

認知症になったり、

要介護となった場合、周囲の人の時間を奪ってしまいます。

つまり、

あなたが健康であるということは、

あなただけの問題ではなく、

周囲の人のためでもあるのです。

この理解はとても大事です。

さらに、メリットは続きます。

例えば、子供たちに「自分を大切にしなさい」というメッセージを伝えたいとしましょう。

矢印の右側に向っていく行動をとり、「これは自分を大切にしているという行動である」と伝えましょう。

伝わり方は全く異なりますネ。

逆に、

言葉で「自分を大切にしなさい」と言っていながら、

ゼロの部分を右側に突破していなければどうなるでしょうか?

根本的に矛盾しています。

伝わりづらい、

もしくは伝わらないでしょう。

私の個人的な考えを書いてみました。

ゼロの部分を突破すること、

右側に行くことで幸せな方が増えて行ける場が歯科医院だと考えています。

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