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インプラント

インプラントと糖尿病

ローズタウン歯科クリニック院長 青山達也です。

インプラントを行う場合に、糖尿病の方にはHbA1cの値をお伺いします。

現在、インプラント学会ではHbA1cは7.0以下でのインプラント治療を

推奨しています。

それは、なぜでしょうか?

創傷治癒、いわゆる傷の治りが正常ではないからです。

 

糖尿病のコントロールがされていないと、

傷の治りが遅いのです。

このポイントを確実に押さえないと、失敗します。

急いではいけない、急ぐことのできないポイントの一つです。

また、現在、糖尿病の合併症に、歯周病が加えられています。

その歯周病もインプラントの成功に影響を与えます。

 

インプラント治療は、生体の治癒能力を利用した治療です。

安全性に加えて、慎重さが求められます。