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インプラント

インプラントの安全性

浦安市にあるローズタウン歯科クリニック院長 青山達也です。

インプラントは安全なのかどうなのか、気になりませんか?

諸刃の剣ではありませんが、適切に使うと安全です。

例えば、よく問題になっている顎の麻痺。

神経までの安全域を確保して処置を行ったり、
適切な切開を行えば問題が起こる可能性は相当に低くなります。

(ゼロだと言い切れないのが医療の特徴です。どうしても数%はなにかしら起こる可能性がある、すなわち偶発症という考え方があるのです)

術前のデンタルCTによって、コンピューターシュミレーションをしておく

のも大変有効でしょう。

 

最近では、コンピューター上でのシュミレーションデータをそのまま、

お口の中で再現するというガイドサージェリーも多数発表されてきています。

これは、コストがかかるものの、精度がだいぶ上がってきており

学会等では常にトピックにあがっております。

現段階では手放しで使えるような信頼性の高いガイドは、ごくごく限られていますが

将来的には検証が進みスタンダードなものになっていくでしょう

(2012年1月現在)。

 

つまり、インプラント治療におけるトピックは、

1 安全性と低侵襲アプローチ

2 外科治療の精度と治療終了までのスピード

3 術後の審美性

4 メインテナンス期のインプラント周囲炎へのアプローチ

となっています。

 

診断技術の向上と進歩、インプラントロジー(インプラント学)の発展成熟により、

安全性を高められる現在において、

インプラントの安全性を揺るがす最たるものは、術者の慢心です。

生涯にわたって機能し続けることを視野にいれたインプラントは、

大事に選び、治療をうけていただきたいと思います。

当院で使用しているシュミレーションソフトはこちらです↓
http://www.icatcorp.jp/product/icat_marker.html