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お子様の虫歯ゼロのために その1
浦安市にあるローズタウン歯科クリニック 院長青山達也です。
乳幼児のお子様のむし歯予防は皆さん、どうされていますか?
最近、お母様方にどんな歯磨剤を使っているか聞いてみると、
いろんな製品があることが分りました。
実は当院では、歯科製品の中でも厳選したものを置いております。
一方で、市販されているものの方が一般的には使われているという実態から、
まずは当院の周囲のお店に売っている乳幼児向け製品を購入して、
調べることにしました。
実は、2009年度にむし歯予防、歯周病予防を得意とした
「日本ヘルスケア歯科学会(前日本ヘルスケア研究会)」が
市販歯磨剤についての報告を出しております。
こちらがそれの報告書です↓
2009 年 市販小児歯磨剤調査報告
http://www.healthcare.gr.jp/guest/ab2/toothpaste/report_toothpaste.pdf
結局、何が書かれているのかと言いますと
・市販されているもの中にはフッ化物配合と書いているものの、有効な濃度に達していない製品が多々あるということ。
日本のような、フッ化物水道水添加が行われていない国では、
圧倒的にフッ化物の取り込みが少ないため、
子供用の歯磨剤でも950ppmという濃度が推奨されます。
年齢に応じた歯磨剤の量は違ってきますが、まずこの濃度に達していない製品が
多いようです。
各社ともにパッケージデザインなどを工夫されているようです。
見せ方って大事ですね。
数年前もそうでしたが、
やはりしっかりとした製品を作っているのは2社でした。
なにはともあれ、大事なのは中身です。
皆様がお間違えの無いようにするために、
しっかりと情報提供を行ってまいります。
近々、歯磨剤のランキング、番付を作成し、院内に掲示いたします。
こちらは、ビフォーの写真です。