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小児歯科

子供の顔はきれいになるように育てよう!

平日の1日を使いまして講師の先生に西日本から新幹線で来ていただき(それも始発 !)、スタッフ全員で研修をしてきました。

今回は友人の歯科医院のスタッフも合わせて総勢24名 。

 

 

名前を聞けばその分野では有名な先生ですが

今回は伏せておきます。

 

さて、学んだ内容はというと

こどもの歯ならびを悪くしないために歯科でできること。

 

実際には歯並びだけの話ではなく、

姿勢(座る、立つ、寝る)、

舌の使い方と実際のトレーニング方法、

姿勢の舌への影響、

呼吸(鼻と口)の影響、

枕の使い方、

バランスボールの使い方、

胸郭の使い方、

これらのコントロールがうまくいくタイミングとその方法、

顔というのは上記のことが関係しあって作られていく

等、症例を交えて学ぶことができました。

 

歯ならびが乱れはじめているということは、

それなりの原因がありそれをしっかりと読み取り、

乱れた機能を元に戻していくというのが非常に大事です。

 

一般には様子を見ましょうということが多いようですが、

むし歯の管理だけでなく口元や顔が形づくられていく時期には

しっかりと管理をうけていただければと思います。

 

1歳半健診、3歳児健診、幼児期、小学校低学年、中学年、高学年、中学生と

それぞれの時期で診るポイントが変化して行きます。

 

むし歯になってから初めて歯科医院に連れていく文化の中では、

きれいな顔に育成するチャンスを逃してしまいます。

 

集中力を持続させるような姿勢や、椅子の設定、

睡眠の質を高めるための枕、呼吸法、

これらのことをしっかりと管理して育成することで

きれいな顔、そして歯ならびが得られるものだと確信した一日でした。

 

育成のための装置には、プラスティックとワイヤーを用いたものや、ねじ式のもの、バネのものから、シリコン系のT4Kやマイオブレイス、プレオルソ、ムーシールド、マルチファミリーなどいろんな装置があります。

装着すればある程度までは治りますが、それ以上の効果を出すには装着するだけではいけませんよということですネ。

こどもの顔をきれいにしていきたいという方にはしっかりとお伝えしていきたいと思います。

 

いずれにしても先手必勝です。

歯がゆがんでいるということは顔がしっかりと成長していませんよ!

ということです^ ^