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根管治療
根管治療後腫れはないが痛みが続く!?
根管治療という歯の根の中の治療がありますが、中でも感染が絡むものを感染根管治療といったりします。根管(歯の根の内部)は非常に複雑な構造をしていて、その複雑は多種多様であり感染を取り除くのは非常に難しい処置です。
マイクロスコープを使って内部を覗いてみて状況を把握したら次は感染の源(みなもと)を取り除きますが、これがまた難しい処置です。見えていて取れるかどうかはまた別物です。
超音波を使ったり、かゆいところに手が届く熊手のようなものを使って直接取り除いたりします。
例えばこんな道具。
拡大すると・・・先が曲がってます。まさに熊手!
もっと寄ってみましょう。
繊細な道具なので、ポキっと折れないようにしないといけません。それでいて非常に高価です。
この道具を根管の中に入れて、中の汚れを掻き出します。根管、いわゆる歯の中のトンネルです。
こうやって汚れ(細菌や細菌の繁殖源)を取ります。
非常に細かい作業ですが、写真のように直接見ながら行います。はっきり言いますと肉眼では無理です。もう一度言いますが、絶対に無理です。取れません。取れないので治りません。根管治療にはマイクロスコープが必須です。やみくもに治療をして治療期間が長くなるだけだったりということが多々あります。やみくもに治療しなくても長くなることがあります。根管治療というのはとても大変な治療です。
少なくともマイクロスコープを使って治療をうけられることをお勧めします。