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予防歯科

あれっ? 唾液が少ないゾ?

治療が修了しようやく口の中に穴がなくなり、

歯肉出血も解決したSさん。

 

う蝕(むし歯)の原因を探るために唾液検査をしました。

 

ミューターンス菌が多いままでメインテナンスに移行した場合、

う蝕を繰り返す可能性が高くなります。

 

当院で行う唾液検査は治療終了後に行っています。

 

その人の真のリスクを見つけるというのが狙いですから、

う蝕がある状態(治療前)での検査はしません。

 

仮にう蝕がある状態での検査をしたところで、

ミュータンス菌が多く出るのは分かっていますから

あまり意味がないのです。

 

さて、Sさんのミュータンス菌は、比率が0.1%以下、菌数も500以下と少なく

ミュータンス菌レベルを見ればリスクが低いことが分かります。

 

ちなみに検査前にミュータンス菌を増やす砂糖を極力減らしてもらっています。

これも大事なポイントですネ!

今回は、この検査でミュータンス菌ではなく別の問題が見つかりました。

唾液の量が極端に少ない!ということ。

 

30代なのにこれはおかしいゾ。。。と思いながら、

生活習慣、服薬を聞いてみましたところ

睡眠時間が約3時間ほどで

睡眠導入剤を処方してもらい飲んでいるとのことでした。

 

その薬を調べてみると、副作用の欄には口渇と書かれています。

 

さてどうしましょう。

 

処方した医師と相談していただくことになりました。

 

唾液が少ないということは免疫低下を意味しますので、

非常に深刻な問題を引き起こしかねません。

 

 

唾液検査というのはミュータンス菌感染の度合いを調べるだけなく、

唾液の量、pHを調べます。

 

あなたについての正確な情報が増えるので、

より的確な治療計画が立てられるようになります。

 

現在のところ、保険適用にはなっていませんが

大変重要な情報をもたらしてくれますので、

口腔内の環境が整い、メインテナンスに移行する前にお勧めしています。

 

ご注意)

以前、NHKのプロフェッショナルという番組において、

初診時もしくは2回目に唾液検査を行っている歯科医院が登場しましたが、

冒頭でも書きましたがこのタイミングでは見かけ上多くう蝕菌が検出されます。

 

当院では、

口腔環境が整った後に行う方がより正確なデータが採取できると考えています。

院長紹介

院長

Tatsuya Aoyama

皆さま、こんにちは。私たちの歯科医院では、患者さま一人ひとりに寄り添い、最適な治療を提供することを目指しています。
精密な技術と設備を活用し、痛みの少ない治療を心掛けています。また、審美治療やインプラント、メインテナンス、訪問診療、抗加齢医学的栄養療法など、幅広いニーズに対応できる専門的なケアを提供しております。皆さまの笑顔を守り、健康的で美しい歯を維持するお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

略歴

H6年3月
宮崎県立延岡高校卒業
H12年4月
国立徳島大学 歯学部歯学科卒業
H12年5月
歯科医師免許証取得
H12-15年
インプラントセンター、予防歯科医院など3件で勤務
H15年7月
瑞の木会 ローズタウン歯科入社
H22年2月
ローズタウン歯科クリニック 継承
H31年4月
医療法人 地天泰 理事長 就任

所属

  • 日本歯周病学会(歯周病)
  • 日本口腔インプラント学会(インプラント)
  • 日本顕微鏡歯科学会(マイクロスコープ)
  • International Team for Implantology(ITI) member(インプラント)
  • 日本抗加齢医学会(アンチエイジング)
  • 日本分子状水素医学生物学会(アンチエイジング)
  • 日本アライナー矯正歯科研究会(マウスピース矯正)
  • Er-YAGレーザー臨床研究会(レーザー)
  • 日本口腔検査学会
  • 浦安市歯科医師会
  • 千葉県歯科医師会
  • 日本歯科医師会
  • 学校歯科医会

資格

歯科医師、日本抗加齢医学会専門医、ITIセクションジャパンインプラントスペシャリスト認定医